EVの充電費用を賢く節約!自宅でも外出先でも使えるお得な裏技

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はじめに:そもそもEVの充電代ってどれくらい安いの?

ガソリン価格の高騰が続く中、ランニングコストの安さで注目を集めているEV(電気自動車)。「でも、電気代も上がっているし本当に安いの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

結論から言うと、EVの充電代はガソリン代と比べて圧倒的にお得です!

例えば、人気のSUV型EV「トヨタ bZ4X」を例に見てみましょう。 bZ4Xのバッテリー容量は71.4kWh。仮に1kWhあたりの電気代を30円とした場合、空っぽの状態から満充電にしても約2,100円です。これで約500km(カタログ値)走れると考えると、同クラスのガソリン車を満タンにするのに比べて、ランニングコストは半分以下に抑えられます。

これだけでも十分安いのですが、実は「ある工夫」をするだけで、この電気代をさらに劇的に安くすることができるんです。今回は、自宅充電派からマンション住まいで自宅に充電器がない方まで、誰でも使える充電費用の節約術を一挙にご紹介します!


【自宅充電派】電気料金プランと設備を見直す

ご自宅に充電設備がある方は、日々のちょっとした見直しで大きな節約効果が期待できます。

電力会社の見直しだけで、1回いくら安くなる? TEPCO vs ENEOS電気ガチ比較!【2026年度3月時点】

手軽に、今お使いの電力会社を見直すだけで、充電コストを確実に下げる方法があります。

今回は、提供いただいた資料を基に、大手電力会社の「東京電力(TEPCO)従量電灯B」プランから、新電力の「ENEOS電気」の標準的なプランに切り替えた場合、EV充電1回あたりいくら安くなるのかを徹底的にシミュレーションしてみました。

今回は、トヨタ bZ4Xの満充電(71.4kWh)を「充電1回」として計算します。

TEPCO 従量電灯B vs ENEOS電気 充電コスト比較表

電力使用量の段階TEPCO単価 (税込)ENEOS単価 (税込)充電1回(71.4kWh)あたりの電気代1回あたりの割引額 (TEPCO – ENEOS)備考
第1段階 (最初の120kWhまで)29.80円29.80円2,128円0円差はありません
第2段階 (120kWh〜300kWh)36.40円34.85円2,599円 vs 2,488円111円一般的な家庭で使用する範囲
第3段階 (300kWh超過分)40.49円36.90円2,891円 vs 2,635円256円EV充電や電力多消費家庭

(※1 銭単位は四捨五入しています。)

解説:第3段階での充電が最もお得!

表を見ると一目瞭然です。

第1段階の安価な電気を使い切った後、家庭での通常電力使用量に加えEV充電を行うと、多くのご家庭で第2段階または第3段階の単価が適用されます。

  • 通常のご家庭(第2段階適用時):ENEOS電気に切り替えるだけで、1回の満充電で約111円お得になります。
  • 電力使用量が多いご家庭(第3段階適用時):EV充電によって300kWhを超えた分に関しては、単価差がさらに大きくなり、1回の満充電でなんと約256円もの差が生まれます!

「1回256円」と聞くと小さく感じるかもしれませんが、塵も積もれば山となります。

  • 週1回充電するなら、年間で 約13,312円 の節約!
  • 週2回充電するなら、年間で 約26,624円 の節約!

これは無視できない金額です。さらに、EV充電専用のプランを提供している電力会社であれば、夜間充電を組み合わせることで、さらなるコストダウンも見込めます。

まずは、提供いただいた画像にあるような現在のご自身の料金プランの明細と、新電力会社のシミュレーションサイトを照らし合わせてみることを強くお勧めします!

① 夜間電力の契約プランに切り替える

さらに一番手軽で効果絶大なのが、電力会社の「料金プラン」の変更です。 多くの電力会社では、夜間の電気代が日中よりも大幅に安くなる「夜間割引プラン」を用意しています。

例えば、ENEOS電気が提供している「EV夜とくプラン」を用いて夜間充電を行うとかなりの節約となります。

このプランの最大の特徴は、時間帯によって電気代の単価がパッキリ分かれていること。

  • ベーシックタイム(下記の時間以外): 35.40円(税込)
  • EVタイム(深夜1時〜5時): 27.85円(税込)

この「深夜の4時間」をいかに使い倒すかが、EVライフのコストを左右します。

TEPCO 従量電灯B vs ENEOS EVタイム:ガチ比較表

実際に、東京電力の標準的なプラン(従量電灯B・第3段階)と、bZ4Xを満充電(71.4kWh)にした場合のコストを比較してみましょう。

比較対象適用単価 (税込)充電1回(71.4kWh)の電気代1回あたりの差額
TEPCO 従量電灯B (第3段階)40.49円約 2,891円
ENEOS EVタイム (1時〜5時)27.85円約 1,988円約 903円の得!

② ソーラーパネル(太陽光発電)をフル活用する

もしご自宅にソーラーパネルを設置している、あるいは検討中なら、これほどEVと相性の良い設備はありません。 日中、太陽光で発電した電気をそのままEVに充電すれば、実質「充電代ゼロ円」で車を走らせることができます!

さらに、V2H(Vehicle to Home)という機器を導入すれば、日中発電してEVに貯めた電気を、夜間に自宅の家電で使うことも可能に。電気代を劇的に削減できる最強のエコライフが実現します。


【自宅充電なし派】外出先の無料スポットで「ついで充電」

「マンション住まいで自宅に充電設備がない…」という方もご安心ください。外出先での充電を賢く利用する裏技があります!

① ショッピングの「ついで」に無料充電スポットを活用

街中には、実は「充電無料」や「駐車料金の範囲内で充電可能」なスポットがたくさん隠れています。

  • 大型ショッピングモール(イオンモール、ららぽーと等)
  • 大型家具店(IKEAなど)
  • 一部の道の駅や公共施設

こうした施設では、買い物をしている間に無料で普通充電を利用できるケースが少なくありません(※施設によって利用条件や専用アプリが必要な場合があります)。

休日の買い出しや家族でのお出かけ先を、あらかじめ「充電無料スポットがある場所」に設定するだけ。もともとの目的の「ついで」に充電を済ませてしまえば、わざわざ有料の急速充電スタンドに寄る必要がなくなり、時間もお金も節約できます。


まとめ:賢い充電術でEVライフをもっと豊かに!

EVの充電代は、元々ガソリン代より安いだけでなく、少しの工夫でさらに抑えることができます。

  • 自宅充電派は、夜間電力プランとタイマー充電を徹底!
  • 自宅充電なし派は、お出かけ先の無料スポットで「ついで充電」!

ご自身のライフスタイルに合わせてこれらの節約術を取り入れ、お財布にも環境にも優しい、スマートなEVライフを楽しんでくださいね!

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